オール電化住宅とは

オール電化住宅とは、調理、給湯、空調(冷暖房)などのシステムを全て電気によってまかなう住宅のこと、と定義されています。

住宅をオール電化住宅にするには工事が必要です。

具体的にはお風呂を含めた給湯器具を、エコキュートもしくは温水器に交換し、調理器具をガスコンロからIHクッキングヒーター等に変更します。ガスからすべての熱源を電気に変更することで、電力会社からはさまざまな割引がなされます。

オール電化住宅の現状

オール電化住宅は大変もてはやされてきたのですが、先の大震災以降、様子が変わって来ました。

震災後の電力不足によって生じた停電では、すべての熱源を電気に頼るオール電化は、大きな打撃となりました。停電すれば暖も取れないし、まさに何もできない状態に陥りました。

逆にガスや石油ストーブ、更には薪を使っていたほうが、停電によるリスクを少なくできたという皮肉な結果となりました。

震災により発電所、電力網、送電線に大きな打撃を受けた電力会社が、電気料に損失分を載せて、電気料金値上げを図っていますが、その中でオール電化住宅への電気料金優遇に対する批判も出ています。

オール電化住宅に暮らす人々にとっても、停電して「電気がなければ何もできない」という、にっちもさっちもいかない状態になっては大変困ってしまいます。

太陽光発電の活用

そこで、停電のときにもある程度電気を使えるシステムである、太陽光発電がより注目されるようになりました。

太陽光発電は震災前の2009年より普及の土台が固まりつつありましたが、震災により、さらに再生可能エネルギーとしての注目が高まりました。

最近では、太陽光発電に、エネファーム、またはエコキュートを組み合わせ、さらに蓄電池を備えることによって、停電の打撃を受けにくく、さらに電気代を節約でき、売電もできるシステムの導入が増えています。

もともとは地球にやさしいエコなシステムとしてもてはやされたオール電化住宅ですが、更に進化して、電源を再生可能エネルギーに求めることにより、オール電化は次のステップに進んでいきそうです。

2012年11月2日

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